米国で歩行に関する治療を行う場合、必ず歩行解析という歩き方の検査を行います。足病は歩き方から発生する床反力という地面から足に加わる力の異常によって発生する場合がおおく、多くの場合で歩き方を形成するのは骨格と筋肉や腱などの人それぞれの身体的特徴によるものです。
当院では薬の処方と同様に、義肢装具の製作について、日本で標準的な義肢装具師等に丸投げするような治療の関わり方を一切否定しています。装具治療だけではなくリハビリテーションにおいても、治療方針に関わる一切の指示と処方は足病医学を学んだ医師によって実施され、その治療成果や進捗についても医師自らが確認をきちんと実施し、最後まで治療(歩行)を投げ出すことのない医療提供を行っています。
米国での足の手術のほとんどは日帰り手術となり入院を必要とせず、すぐに歩ける、日常生活に戻れるように行われます。大手術になるケースは重症で歩行を失いかけているような患者で行われることが多く、そこまで放置をせずに簡単ですぐに終わる治療を早期に実施することで長く歩行を維持できる米国型の早期介入型の手術技術を直接米国足病医より指導の上、実施しています。
※米国型の手術を行っても原則保険適用
現在、米国では標準治療では治癒しない患者に対して再生医療による治療が世界一実施されています。日本でも再生医療について法制化しており、実施が可能です。米国ではPRP(多血小板血漿)療法などは20年以上も前からメジャーリーグやNBAなどの選手など手術を行いたくない患者で積極的に実施されており、現在では幹細胞治療も合法化され投与が行われています。再生医療で効果をだすには様々な臨床的な技術や知見が必要であり、これらの米国での臨床知見をもとに再生医療を提供することができます。
※再生医療について、足と歩行の治療に関する日本国内での保険適用はありません。